いつもジークスター東京に多大なるご支援をいただき誠にありがとうございます。
ジークスター東京は2023年7月8日の開幕戦からスタートし24年5月25日のプレーオフ2ndステージの試合をもちまして日本ハンドボールリーグの2023-24シーズンの全日程を終了しました。
ファンの皆さま、パートナーの皆さま、そして地域や行政の皆さまの温かいサポートをいただき、この長いシーズンを最後まで戦い抜くことができました。また、ホーム戦や各種イベントの運営に携わっていただいた関係者さま含め、多くの皆さまのご協力に対し心より感謝と御礼を申し上げます。
23-24シーズンは新たに佐藤智仁がヘッドコーチに就任し、東長濱秀希、甲斐昭人、信太弘樹が選手兼プレイングコーチとして支える体制でスタートしました。
掲げたテーマ「RISE AS ONE」は、ともに立ち上がる、立ち向かうという意味を持ち、「一丸となり上を目指す。選手だけではなくスタッフ、フロント、ファンとともに力を合わせて戦い、チームの目標である日本一を取る」という強い意志を込めました。
新体制になったことに加え、パリオリンピック最終予選をはじめとしたいくつかの国際大会があり例年と比べ変則的かつ長いシーズンとなり、コンディションを維持しながらいかにチームとしてレベルアップして戦うかを模索した一年でした。
納得のいく勝利が重ねられない時期もありましたが、結果としてレギュラーシーズンを18勝6敗で終え3年連続でプレーオフに進出し、さらにプレーオフではチーム創設以来の初勝利をつかみました。3位という結果には決して満足していませんが、未来につながる価値ある一勝だと確信しております。また入団間もない若手選手の活躍も大きな収穫でした。
リーグ以外の大きなトピックスとしては、23年夏の「パリ・サン=ジェルマン(PSG)ハンドボールジャパンツアー2023」が挙げられます。ハンドボールの本場ヨーロッパの最強チームPSGハンドボールにとって初のアジアツアーは大きな注目を集め、日本代表、ジークスター東京とそれぞれ対戦した2試合は日本ハンドボール史上最多観客数を2試合連続で更新し、のべ2万人超が熱狂するという光景を実現できました。
今年も8月にツアーを実施します(▶ツアー特設サイト)。さらに多くの方にハンドボールの魅力が伝わればと関係者一同準備に邁進しておりますのでぜひ楽しみに会場にお出でください。
また、当ツアーをきっかけに小・中学校や地域のクラブを訪問してハンドボール教室を多数開催しました。ご好評を受けてこの活動を拡大・発展させ、シーズンを通してハンドボールスクールツアーを実施することとしました。
今後もこのような日本ハンドボール界の発展に寄与するチャレンジを継続していきます。
24-25シーズンはプロリーグを目指す第一歩としてLEAGUE Hが9月に開幕します。クラブのビジョンでもある「高レベルのアリーナエンターテインメントの提供」を目指し、現場もフロントも23-24シーズンをきちんと振り返って課題に取り組み、確実な勝利や安定したチーム運営、より魅力的なサービスのご提供に努めて参ります。ぜひご期待ください。
引き続き、ジークスター東京の活動にお力添えいただけますようお願い申し上げます。
2024年7月31日
ジークスタースポーツエンターテインメント株式会社
代表取締役社長 大賀 智也